中学受験テスト、どれを受ければいい?
「中学受験って、どんなテストを受ければいいの?」
公開模試や塾内テスト、合格判定テスト…名前は聞くけど違いがよくわからないと悩んでいませんか?
わが家も同じでしたが、実際に合格判定テストや塾内テストを受けてみることで、今の学力や弱点がわかり、学習の進め方が見えてきました。
この記事では、長女(小6)と次女(小4)が受けたテストの体験をもとに、それぞれのテストの特徴と活用法をわかりやすくまとめています。
読むことで、
「どのテストを受けたらいいか迷わなくなる」
「テストを合格につなげるヒントが見つかる」
ぜひ参考にしてくださいね。
中学受験で受けるテストにはどんな種類がある?
中学受験を考え始めると、「どんなテストを受けたらいいんだろう?」と迷いますよね。

通塾の当初は先生に「テストはどうしますか?」と聞かれても、なんのためテストを受けるのか、何度もテストを受ける必要があるのかな、など判断が難しかったです。
テストには大きく分けて3つの種類があります。
「合格判定テスト」「学力判定テスト」「首都圏模試」これらを詳しく説明します。

合格判定テスト
合格判定テストは、志望校に対して今の学力でどれくらい合格できる可能性があるのかを知るためのテストです。
例えば、
- 四谷大塚 合不合判定テスト
受験者数が多く、精度の高い合格判定が出ることで有名。 - 日能研 全国公開模試
全国規模で行われ、偏差値や順位がより客観的にわかります。 - SAPIX 合格力判定サピックスオープン
難関校志望者向けで、問題の難易度が高め。
わが家では、次女が通っている塾で受けやすいこともあり、enaオープン合格判定テストを選びました。
塾の定期テスト(学力判定テスト)
塾内学力判定テストは、通塾している塾で毎月や定期的に行われるテストです。
カリキュラムの理解度や学習の定着度を確認するために実施されます。
毎回、成績表と小問分析表が配布され学力の伸びや苦手を詳細に確認できます。
首都圏模試
首都圏模試は、首都圏模試センターが主催する公開模試です。
多くの受験生が受けるため、志望校別の合格可能性を広い母集団の中で知ることができます。
自宅受験、塾内受験、学校会場受験が選べますが、わが家では受験本番の練習になるよう学校会場受験を予定しています。
enaオープン合格判定テストをわが家が選んだ理由
enaオープン合格判定テストは、塾生でなくても無料で受けられることが大きな特徴です。
また、志望校を6校まで記入でき、合格判定が出ます。
他塾の場合、有料だったり受験者層が異なったりしますが、
わが家では次女が通う塾で受験できる気軽さを重視しました。
enaオープンを受けるメリット・デメリット
✅メリット
- 無料で受けられる(塾生でなくてもOK)
- 志望校を6校まで記入できる
- 受験後に振り返り面談がある(出題傾向や今後の学習法も聞ける)
- 通っていない塾の先生からアドバイスをもらえる新鮮さ
⚠️デメリット
- 受験者母体が少ないため、偏差値や合格判定の精度が低く感じることがある
特に難関校志望の場合、より大規模模試の方が参考になることも。 - 受験者層が限られる(ena通塾生+地域近隣の外部生中心)
enaオープン合格判定テストを実際に受けてみた感想
試験時間や配点
- 算数 40分100点
- 国語 40分100点
- 理科 20分50点
- 社会 20分50点
思ったよりもテスト時間は短めですが、集中力が問われます。
テスト後の振り返り面談
塾生ではない長女が受験しましたが、テスト後に内容の振り返りや今後の学習方法について先生とお話しする時間が設けられていました。
通塾していない塾で先生と話せる機会は新鮮で、特に出題傾向のお話や、塾の先生が学校説明会で得た情報はとても参考になりました。
ちなみに、enaオープンで受けたテストですが、
長女が通っている明光義塾でテストの解き直しをしていただけたのは本当にありがたかったです。
テストは解き直しこそが一番大事だと感じています。
間違えた問題をそのままにせず、「どうして間違えたのか」「次はどうすれば解けるのか」を見直すことで、しっかり力がついていきます。
塾内学力判定テストの活用法
ena個別の学力判定テスト
- 頻度 毎月
- 費用 年間9,900円
- 内容 カリキュラム理解度確認
- 時間・配点
- 算数40分100点
- 国語40分100点
- 理科20分50点
- 社会20分50点
次女はこのテストで、毎月学習の定着を確認しています。

わたしはena個別で月1の学半を受けてカリキュラムの理解度を確認しているよ
明光義塾の学力判定テスト
- 頻度 毎月
- 費用 月4,400円
- 内容 テスト慣れ・学力推移の確認
- 時間・配点
- 算数40分100点
- 国語40分100点
- 理科40分100点
- 社会40分100点
長女はテスト慣れと苦手単元の把握に役立てています。

私は明光義塾で毎月、学半を受けて勉強の成果を確認しているよ。
enaの合半や首都模試にもチャレンジ中!!
首都圏模試を受ける理由
首都圏模試は、自宅受験や塾内受験も選べますが、わが家では学校会場受験一択です。
わが家が学校会場受験を選ぶ理由
首都模試を受けることにしたのは、先輩ママの言葉がきっかけでした。

実際の学校で受ける練習をしておくといいよ!
そう教えてもらって、確かに本番と同じような環境でテストを受ける経験って大事だなと思いました。
正直、最初に塾の先生から首都模試を勧められたときは
「わざわざ別の模試を受ける必要あるかな…?」とピンときていなかったのですが(笑)
今では受けてみようと思えています。
模試のスケジュールを確認するときに、受験できる学校を選ぶことができるので、志望校でなくても、自宅から通いやすい学校を選んで受ければ十分だと思います。
わが家の年間テストスケジュール
以下に、わが家の姉妹別テスト予定をまとめました。

まとめ:中学受験テストを上手に活用して合格へ
模試や合格判定テスト、塾内テストを受けることで、
今の学力や弱点がはっきりわかり、これから何をすべきかが見えてきます。
テストは受けて終わりではなく、
振り返りと解き直しこそが成績アップへの近道です。
わが家もまだまだ模索中ですが、
こうしてテストを活用しながら、一歩ずつ受験に向けて準備を進めています。
これからもわが家の体験を記事にまとめていきますので、
「どのテストを受けようか迷っている」「受験準備の進め方に不安がある」
そんな方のヒントになれたらうれしいです。
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